ベーシックインカムって何だろうと思って、ググってみた。
ベーシックインカムとは
ベーシックインカム(basic income)とは、最低限所得保障の一種で、政府がすべての国民に対して最低限の生活を送るのに必要とされている額の現金を定期的に支給するという政策。
基礎所得保障、基本所得保障、最低生活保障[7]、国民配当とも、また頭文字をとってBI、UBIともいう。世界中で限定的なパイロットプログラムも始まっている。
ウィキペディアでベーシックインカムの記事を見ていたら多岐項目に渡っておりさらに長文なので、完全フリーズしてしまいました。
英文ページを見たときと同じ反応です。
読もうとする努力をあらかじめ放棄してしまう。手っ取り早くいうとお手上げで、手をあげれば足は上げないけど白旗も上げちゃうってやつです。
さっぱり分かりませんが、ベーシックインカムでは全ての国民に最低限度の生活を送るに必要とされている金を定期的にくれるってことはなんとなく分かりましたので、もへじは小原庄助さん的な暮らしがしたいのでベーシックインカム大歓迎なことです。
つまり、それは、美味しでしょう (⋈◍>◡<◍)。✧♡
生活保護費のように困窮者に不足分を支給するってのとは違って、すべての国民ということなので、これは不公平感がなくなっていいのじゃないかと思いますし、生活保護で肩身の狭い思いをするのかしないのかは知らないけど、するとすればそんな思いをせずに済むのでよりいいのじゃないのだろうかと思います。
ベーシックインカムが実現可能としてだけど、実際にこんなこと可能なのかなあ?
ググっていて、ベーシックインカムに乗ったというのか、次のようなクラウドファンディング事業の BasicIncome Cinemas がネットにありました。
BasicIncome Cinemas とは
BasicIncome Cinemas
「時間がない」
「お金がない」
新しい挑戦ややすらぎを得ようとする時、人は必ずこの2つの呪縛がついてまわることになる。
進化を続けるAIに仕事を奪われる、社会保証が抱える問題による不安もある。
では「お金」と「時間」があれば、人は「生きがい」を見つけるのか。行動に移せるのか。
それとも、結局なにもしないのか。
「ベーシックインカムシネマズ」は公募で選んだ 支給者候補たちが与えられた「自由」をどう使うか、 その全てをドキュメンタリーとして視聴者と共に追う 「実験型クラウドファンディングプラットフォーム」
ベーシックインカム受給者
(1年間毎月20万円)
として、BasicIncome Cinemas は参加者を求めている。と同時にこのプログラムに原資を求め四か月分の金が集まるとドキュメント撮影が開始され、1シーズン目(3週1=話形式)が原資者に提供されるみたいだ。
BasicIncome Cinemas
「ベーシックインカム」とは
ベーシックインカム(basic income)とは、すべての国民に対して最低限の生活を送ることに必要とさあれているキャッシュ(現金)を定期的に支給し、貧困リスクや金銭による抑圧への軽減をすることで、職業選択の自由や新しい勉強へ励んだりと、その未知数の可能性にオランダでの試験的運用や、
フィンランドや日本をはじめとして、各国の政党でも公約に掲げるなど、注目を集めています。
あなたの支援が
「ベーシックインカムの原資」になる
観てみたい「ヒト」や「コト」に支援をしてみよう。支給希望者に1年分の4ヶ月分のベーシックインカムの原資金が集まると、
ドキュメント撮影が開始、1シーズン目(3週に1話)の配信開始します。
表現は悪いけど、要は他人の褌で他人を1年飼ってその様子をビデオで撮影してお金を出した人に配信するよってシステムみたい。ベーシックインカムとは何も関係ないと思うのだけど…
原資は出資者300円の投げ銭で4か月間5話視聴できるので、1年だと900円払えば全話視聴できるようになるみたいです。
クラウドファンディングとしては面白いところに着目したと思います。
クラウドファンディング自体の資金集めも、どうやらご当人が表に出てやっているみたいな感じです。これが BasicIncome Cinemas の受給者になるってことのようです。
でも、なんでこのシステムがベーシックインカムと同じ扱いなのか、ちょっと理解できません。
って、ベーシックインカムと BasicIncome Cinemas はそもそも根本的に趣旨が違っていないですか。 BasicIncome Cinemas は面白い発想だけど、ここは本来のベーシックインカムとは全く別物と考えた方が良いと思います。
穿てば、ベーシックインカムに名を借りただけのクラウドファンディング事業といえるんじゃないかと思います。
BasicIncome Cinemas を取り上げたブログ
BasicIncome Cinemas はベーシックインカムの支給じゃないのです。
ベーシックインカムって『ベーシックインカム(basic income)とは、最低限所得保障の一種で、政府がすべての国民に対して最低限の生活を送るのに必要とされている額の現金を定期的に支給するという政策。』ですから、ベーシックインカムと BasicIncome Cinemas とが同一みたいになっているのは間違いだと思います。
あっと、これ記事に対して難癖をつけているんじゃないですよ。
そう思われたらごめんなさい。
拝見させていただいてそんな疑問が湧いただけなんです。
その疑問から今回の記事が出来ましたので、この件は改めて感謝させていただきます。BasicIncome Cinemas でもへじが根本的ん勘違いをしていたらどうぞご教授ください。
それで、BasicIncome Cinemas のサイトを見て少し考えてみた。
サイトには情報はやや少ないかな。
まあそれでも提供されている情報だけで十分とも言えます。そんなにややこしいクラウドファイディングでもないですから。
B asicIncome Cinemas は受給者に応募するか、あるいは投げ銭的原資者になるかで BasicIncome Cinemas に登録しログインして利用するシステムのようです。
自分は利用する気がないので少ない情報だけですが、これからは独断と偏見と想像であれやこれや的な机上妄想してみます。
BasicIncome Cinemasはノーリスクか?
内容的には原資が集まれば特定の個人に一年間だけ毎月20万やるから、その見返りにお前を撮影させてもらって、その映像を出資者に提供するよってシステムだと思う。
撮影っていう条件が入っているから拘束性はかなり強ので、無条件での20万円支給じゃないです。
プログラム自体は四か月分の支給原資が集まれば稼働するみたいです。
クラウドファンディングで一人300円で80万円集めて四か月分。これを3回繰り返す。80万円を超えた時点で事業としての収入になるので、経費などを含めれば最低でも100万円以上の原資を集める必要があるだろう。
1回目はぎりぎりでお金が80万円程度集まった。
2回目はお金が集まらないなんてことがあったら、その間の支給はどうするのでしょう。1回目に100万円を超え200万円とか1000万円とか資金が集まれば、そのまま3回分まで行けるでしょうけど、そうじゃない場合はどうなるのか?
2回目にお金が集まらないから、20万円の支給はお金が80万円貯まるまで支給が行われないってことになるのかな?
四か月経ってその後に原資が集まらないってなったら、20万の支給も立ち消えになっちゃうなんてことがあると、当てにしていた受給者は困ることになるけど大丈夫なのかな。
逆にユーチューバー並みに人気が出て、その映像を観たい観たいって人が多くなって多くの原資が集まれば、その分は運営者の利益になるシステムってことなのでしょう。
取り敢えずは最低必要な原資である80万円は、一口当たりで300円で割ることで2,667人の出資者というか投げ銭をしてくれる人を集めなきゃいけないね。一人300円ってのが投げ銭としてなら十分安いのでいいのじゃないかと思う。あとはどれほどの人が興味を持ってくれるかだね。
BasicIncome Cinemasからの報酬
言葉的にはベーシックインカムってなっているけど、これは撮影に対する報酬ですね。
ベーシックインカムとなっていてもベーシックインカムとは何の関係もなく、ただ BasicIncome Cinemas というシステムでの役務と対価関係でしょう。
一年間のドキュメンタリー撮影が条件で、その対価が月20万円ってことです。
毎月20万円一年間で240万円。
こうやって数字にすると240万円って大きいよね。
ぼくも欲しいw
でもこの金を当てに生活をするなら、最低限の生活をしたら幾らぐらいのお金が残るだろうかを次で生活保護的に考えてみる。
毎月20万円を生活保護費的に考えてみる
生活保護費っていくらもらえるのだろうと思ったら、こんなサイトがあった。
生活保護費の支給金額はいくら?元職員がめっちゃ分かりやすく書いてみた | 生活保護のもらい方とその条件、支給金額はいくら~元担当職員が本音で教える~
これによると40代一人世帯だとざっくりで、【80,000円+アパート代】ってことです。
アパート代も支給されますがアパート代も上限があって、だいたい4-5万のアパート代が支給されるようです。
BasicIncome Cinemas で貰える月20万円は、これは生活保護費じゃないですからアパート代は20万円の中から自腹になります。
月5万円程度のアパート代が必要です。
そうすると生活費80,000円+アパート代50,000円で=130,000円です。200,000円ー130,000円=余り70,000円ですから、本当につつましやかな生活をすれば一年間で840,000円の貯金ができるかもしれません。
実家に住んでいれば家賃分は必要ないので、年間にすると貯金は60万円加算されることになるかもです。そうなると生活費8万円だけ差し引いて残り144万円貯蓄はうれしいですね。
ぼくも欲しいw
実際に84万円か144万円の貯金が出来てもそれは1年限りのことです。
でも、遊んで上手にやればこれだけの貯金も出来るかもと思うと、安心して面白いことが出来るかもですよね。個人的にこの原資でもう少し遊ぶことも出来そうです。あるいはこの原資で BTC(ビットコイン)でも買って…いや、いや、やめておいた方が良いかも(笑)
月20万円の支給で、安心して面白そうなことが出来る場合もあるだろうし、逆に安心してだらだら過ごしちゃうなんてのもありなので、いずれにしても気張らずに BasicIncome Cinemas に試しに応募しても良いんじゃないでしょうか。
日常撮影ってだけで役者を要求されるわけじゃないしね。ただしネットに名前と顔が出ますので、そういったことに躊躇しないタレント的な性質のある方はいいかなと思います。購読記録動画は投げ銭的な出資者に公開されるだけです。
この行動記録は面白ければ BasicIncome Cinemas で YouTube やいろいろなドキュメンタリーにも提供できる可能性もあるので、BasicIncome Cinemas としてはさらに著作権料も目論めるかなと思います。
BasicIncome Cinemasで遊ぼう!
まとめとしては BasicIncome Cinemas で日常の動画を撮影されて、出資者に配信されることを厭わなければ、1年間は本当に冒険が出来るかもしれません。
例えば1年間分で日本全国一周をやってみるとか、一年間で漫画や小説に絵画など創作に打ち込んで応募してみると、筋トレ、マラソンなどスポーツに打ち込むとか、一年間純粋な奉仕活動に打ち込むとか、ブログに傾注するとかアイディア次第で面白いことが出来るかもしれない。
BasicIncome Cinemas を受給しながらアルバイトもし BasicIncome Cinemas 受給分はすべてギャンブルにつぎ込む生活とかも面白いかもしれないよ。んでも、これはちょっと刹那的すぎるかな。
多少のリスクはあっても、何でもやらないよりやった方が面白そうだから、とりあえずチャレンジで BasicIncome Cinemasに 応募してみるのもいいのじゃないだろうか。
BasicIncome Cinemas で、一年間遊ぶ人生経験と割り切って考えたら、はじけて面白いことが出来そうです。
ということで BasicIncome Cinemas はギブ&ペイのシステムでベーシックインカムとはほぼ関係のないプログラムって、独断と偏見で勝手に結論付けちゃいました。
終わりに
BasicIncome Cinemas の方のインパクトが強かったので、ベーシックインカムの方の内容は薄らいでしまったけど、何となくベーシックインカムのことも少し理解できた気がした。
実際に政策としてベーシックインカムが実現することがあるのかどうなのかだけど、そんな社会がどうなるのかも見てみたい。けど、自分の世代に実現化される目論見はなさそうなのがちょっと残念です。
ここで一つ質問です。
もし、政策として【80,000円+アパート代】規模のベーシックインカムが施行されたら、あなたは仕事はしますかしませんか?
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