年末-年始に観る六本の映画
2019年12月31日
最近観た映画は、 ヴァレリアン 、 要塞都市 、 ATOM 、 ウィンド・リバー 、 クラウン 、 バンブルビー と六本の映画です。
なんだか、これらの映画はちょっと面白いからも、ちょっと面白くないからだってもおすすめしてみようと思いました。
面白くないのも観てしまったので、その面白くない雰囲気も味あわせてやるのだ(笑)
記事はただ観ただけの感想的なことです。気にしないで書いてしまうのでネタバレ的なこともあるかもしれません。ネタバレが嫌いな方はご注意ください。ブログ主はネタバレで興味を持ったら作品も見てみたいと思うタイプです。
観た映画のあらすじみたいなものは書きませんが、書きませんがじゃなくて、まとめられないのであらすじに出来ませんけど、 Amazon Prime で観た映画なのでAmazonでの映画のあらまし的な記述を引用しておきますので参照してください。
◇◇◇◇◇
ヴァレリアン 千の惑星の救世主
2017年制作 2時間16分 字幕版 年齢規制無
西暦2740年。宇宙を守る任務を帯びたエージェントのヴァレリアンとローレリーヌは、あらゆる種族が共存する"千の惑星都市"アルファに派遣される。アルファでは、謎の放射線汚染が広がっており、2人は、事態の対処を任されている司令官の護衛を務めることになった。
ところがヴァレリアンたちの前に突如、30年前に消えたはずの惑星、ミュールの一団が現れ、司令官を連れ去っててしまう。
後を追ったヴァレリアンだが、そこで彼らが知ったのは、銀河を揺るがす邪悪な陰謀と、宇宙の歴史から抹殺されようとしていた"秘密"だった-。
果たしてヴァレリアンとローレリーヌは、“千の惑星の都市”と銀河の危機を救うことができるのか!?
c 2017 VALERIAN S.A.S. - TF1 FILMS PRODUCTION
★★★☆☆
おもしろいんだけど、ながら観していたのでのめり込めなかった。
タイトルは主人公の名前です。
ヒロインがとても端正な美人です。
アバターに出てくるようなナヴィ先住民星人みたいなのも出て来たり、スターウォーズのジャバザハットみたいなのや、同じくファルコン号みたいな宇宙船など何でもありな感じですから、オマージュ登場ものを探すのも面白いかも。
スペースオペラ系が好きなら楽しめる一本になるだろう。PCのモニターじゃなく、大画面の液晶TVで楽しむと良いだろう。こういうのは理屈抜きで楽しむのが良い。
◇◇◇◇◇
移動都市モタール・エンジン
2019年作 2時間8分 字幕版 年齢規制無
たった60分で文明を荒廃させた最終戦争から、数百年後。残された人類は地を這う移動型の都市で暮らす事を選択し、地上は、都市同士が捕食しあう弱肉強食の世界へと姿を変えた。
この荒れ果てた地は、巨大移動都市・ロンドンによって支配されていた。ロンドンは捕食した都市の資源を再利用し、人間を奴隷化することで成長し続ける。
小さな都市と人々は、その圧倒的な存在を前に逃げるようにして生きるしかなかった。
いつ喰われるかもしれない絶望的な日々の中、その目に激しい怒りを宿した一人の少女が、反撃へと動き出す。
★★★★☆
ストーリーは破滅後の世界を描いたもので、内容的は異色なんでもなく良くあるセオリー的。いわゆる権力に暴走した者が最後に倒れる勧善懲悪的なお決まりストーリー。
お決まりストリーだからってそれがダメってわけじゃない。お決まりストーリをどう視覚化して見せるかが映画なのだからだ。その見せる手法が面白ければ文句はないのだ。理屈捏ねてストリーがどうのこうのじゃないのだ。
冒頭から現れる移動都市の迫力には圧倒される。それを見るだけでも面白いと思う。破滅前の世界の遺物である最終兵器的なものが何なのかよく分からんけど、同じく遺物のメモリーカードみたいなものでその稼働を止められるなんてのがチープと言えばチープだけど、その手段はコミックも映画もそんなもんだと思えばとくに問題はない。
異世界を魅せてくれるってことが大事なのだから。
◇◇◇◇◇
ATOM
2009年作 1時間33分 字幕版 年齢規制無
ロボットが人間と共存する夢の空中都市メトロシティ。そこで何不自由なく幸せに暮らしていた少年トビーは、事故で命を落としてしまう。
最愛の息子をなくしたテンマ博士は自らの手で、息子をロボットとして甦らせた。しかし、生身の人間とは違っていた。博士はそんな息子を捨てる。戻る場所のないロボットは、地上へと下りていくしかなかった。
でも、そこには新しい仲間が待っていた。彼は今、“アトム”として新しい一歩を踏み出す――
(C)2009 Imagi Crystal Limited/Original Manga (C)Tezuka Productions Co., Ltd.
★★★☆☆
手塚治虫のコミックでは確か天馬博士が息子に似せて作ったロボットだけど成長しないことに気付きって、ロボットだからそんなの当たり前なのにこの辺がパラノイア的博士となっているんだけど、さらに凄いのはサーカスに売ってしまうというはちゃむちゃさだったんだけど、このアニメ映画も同じようにロボットアトムに対して人間と同じでないことを理由に息子とうり二つに作ったアトムを捨ててしまうあたりは同じになっているのは原作に対するごご愛嬌ってやつでしょうか。
コミックアニメCGとしては良く出来ているし、作品時間も短めなのでほど良く楽しめる。鉄腕アトムと言えば 山下達郎「アトムの子」 - YouTube を思い出すなあ。
これ、おいら、唄えるわw
◇◇◇◇◇
ウインド・リバー
2018年制作 1時間47分 字幕版 年齢規制無
厳寒の大自然に囲まれたアメリカ中西部ワイオミング州にあるネイティブアメリカンの保留地“ウインド・リバー”で見つかった少女の凍死体―。
遺体の第一発見者であり地元のベテランハンターのコリー・ランバート(ジェレミー・レナー)は案内役として、単身派遣された新人FBI捜査官ジェーン・バナー(エリザベス・オルセン)の捜査に協力することに。
ジェーンは慣れない雪山の不安定な気候や隔離されたこの地で多くが未解決事件となる現状を思い知るも、 不審な死の糸口を掴んだコリーと共に捜査を続行する...。
(C)2016 WIND RIVER PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
★★★★★
思い出してみると一度観たような気もするけど、2018年の作とのことで完全に勘違いだろう。それとも Amazon Prime で二回観て、初回観たことを忘れていたのかもしれない。もしくはTV放映があってそれで観たのかなあ?
トレーラーで犯人グループ側とFBIと州警察(?)側が武器を構えあうシーンを覚えている。そして、このシーンで集団レイプが行われたことが明確に伝わってくる。
色々と話題になった映画でらしく評判も良い映画らしい。それもそのはず見せる工夫がいろいろと狡猾である。新人で美人のFBIが優秀かつタフネスで事件を追い詰め、地元ハンターが本人の内面との葛藤もあって淡々と犯人グループを抹殺して行く。
題名のウィンド・リバーとは、先住民族が追いやられた居住地の一つのようです。
◇◇◇◇◇
クラウン
2018年作 1時間39分 字幕版 16歳以上(ヤングアダルト)
『スパイダーマン:ホームカミング』の監督デビュー作!息子の誕生日のピエロの余興が突然キャンセルになり、不憫に思った父ケントは、倉庫に眠っていた衣装を見つけ、自らがピエロを演じるが、後にその衣装が肌の一部になり始め、子どもを喰らう悪魔・クロインに変化していく!
★★★☆☆
子供の為にピエロ扮した父親が、ピエロの衣服で子供を食べる悪魔「クロイン」に変化していく物語で、クロインに変化して行くことに気が付いて自殺しようと口に銃口を入れて打ち抜くも死ぬことは出来ない。クロインは首を切り落とすしかないのだ。
って、子供じゃなきゃ食わないって結構贅沢な悪魔ではあるのだな。
美食家悪魔ってやつかい。
悪かったなあ観ていたのがじじいでw
◇◇◇◇◇
009ノ1 THE END OF THE BEGINNING
2013年作 1時間24分 年齢制限15歳以上
石ノ森章太郎「サイボーグ009」のヤングアダルト版として「SEX&バイオレンス」をテーマとし、漫画アクションに掲載された自身初の成年向けコミック「009ノ1」が石ノ森章太郎の生誕75周年記念作品として初の実写化!
監督は、世界各国で作品を手掛け2009年の日本デビュー以降、ハリウッド仕込みの圧倒的なアクションで瞬く間に日本の特撮、アクション映画界のトップに躍り出た俊英・坂本浩一。
さらに、東映最新技術の精鋭が集結するツークン研究所が手掛ける最新VFXでかつてない映像世界を実現する。
★★☆ ☆☆
やはりというかの、流石の駄作ぶり。タイトルが全角で初っ端から非常にダサイ。制作2013年ってCGが出来るようなパソコンもなかった時代なのかい w
緊急時に、上着のチャックを降ろしブラを外しておっぱい機関銃を撃ちまくる(みたい)ってどんな羞恥プレイだろうって思う。
子供を助けても、その母親からモンスターって罵られるってのも、ありえへんよ。
映像が汚いから、かわいい女の子の肌も汚く写っていて可哀そう。
それにしても、なんでこんな映画を作って恥をかきたがるのでしょうかねえ…!…とと、そんなこと言ったらこのブログも程度低くて同じよりもそれ以下だわな(笑)
◇◇◇◇◇
バンブルビー
2018年作 1時間53分 字幕版 年齢制限無
映画を観るととても古臭く感じさせる。
それもそのはずトランスフォーマーのスピンオフ作品で、トランスフォーマーより20年前の1987年設定で作られ、アメリカでは2019年3月下旬に公開されたそうです。
なので20年前の古き雰囲気がいっぱいというより、さらに古くて3--40年前の話じゃないのかなあってほど古臭く思える映画に仕上がってて、いい意味でもはや時代劇的雰囲気まであって、昔のビデオを今見ている感じさせする。
戦闘でボロボロとなっていたバンブルビーは、地球を救う任務のためにやって来ていたが黄色いビートルにトランスフォーマーしたまま活動が休止状態となっていた。
動く車が欲しい女高生のチャーリーは、動かないビートルを手に入れ自分で修理するつもりだった。そして、バンブルビーはチャーリーによって再起動させられ二人は出会う…
ストーリーは誰でもが安心して見られる健全健康な内容で、バンブルビーと同じ宇宙生命体である 悪しきディセプティコン から身を守るために、チャーリーと共に戦う勧善懲悪的ハッピーエンドストーリーだ。
ひとりでカウチポテチもいいだろうし、ファミリーで観ても良いと思う。
◇◇◇◇◇
本年度はブログ間親交をいただきありがとうございました。
2020年になりましてもどうぞよろしくお願い致されてくださいませ。
それでは皆様どうぞよいお年をお迎えくださいませ♡