不思議なこと
2020年5月24日
昨日の夕方からの散歩は八王子を流れる南浅川の右岸をぶらりぶらりと歩いて行った。夕方6時前には出て高尾駅に着いたのは確か7時30分ごろだったと思う。
高尾駅から中央線に乗って八王子駅まで行き、さらに歩いて小1時間かけて歩いてきた。約3時間弱の散歩であった。
帰って来てからは夕食代わりの宅飲みをはじめ、 Amazon Prime ビデオでCHUCK/チャックという俄かスパイが主人公のドタバタ的かつシリアスな恋愛を混ぜ込んだアメリカのTVシリーズものを観て過ごし、零時頃までには眠くなりベッドインした。
早めのベッドインは睡眠時間が長くなるので夢も見た。
その夢自体も不思議だったけど、多分先に言ったアメリカのTVシリーズものCHUCK/チャックが混じり込んだような夢だったと思う。しっかりと覚えているのは飲用水に使っている井戸に馬が跨って、雌犬が排尿をするような感じでおしっこをしている姿だ。
それを見たぼくは、『水はもう飲めないよ』と夢の中の仲間たちに伝えに戻ったシーンだ。こんなシーンを覚えているのだから、昨晩の夢は多分にコミカルな夢だったんだろうと思う。
そして朝目覚めた。
口にはマスクをしている。
右手に何か違和感を感じて右手を見る。
親指に絆創膏が巻いてある。
なんだ、これは?
「なんだ、これは?」は、当然である。
だって、自分で親指に絆創膏を巻いた記憶が一切ないのだから。
不思議で「なんだ、これは?」と思うのは当然。
ああそうか…わたしは就寝時に口がぽかんと開くのを防ぐために、毎晩口に絆創膏を貼って寝ているんだ。
その上にマスクもして寝ている。
いや、マスクもして寝ているけど、そのマスクの紐はちゃんと両耳にかかっている。
ってことは、口にマスクはしている。
口の絆創膏を外して指に巻いて、またマスクをしたのかと思った。
実際に寝ていてマスクが外れることがあり、就眠中でも外れたマスクを捜し再度マスクを装着するのは習慣になっている。
それで先の『ああそうか』に繋がる。
そう思って唇を動かした。
絆創膏は唇に残っている。
とするとこの親指の絆創膏は何だ?
この画はその絆創膏をしている時のものだ。
いまこの記事を書いている最中もまだこの絆創膏をしている。
先の『ああそうか』 は、実は就眠中に無意識に唇の絆創膏を剥がして、その絆創膏を右手の親指に巻いたのか、偶然巻き付いたのかなと思ったああそうかなのである。
口に絆創膏はしている。
その上にマスクも装着している。
だとすると右手親指の絆創膏は一体何なのだ?
分からない。
ここで右手親指の絆創膏を外してみる。
絆創膏を外したところの右手親指をしげしげと、見る。
傷はない。
だから昨晩寝る前に指に絆創膏を巻いているはずはないし、そんな記憶は頭の中をさらってみてもどこにもない。
先の『ああそうか』なら、唇から絆創膏を外してそれがたまたまか右手親指に巻き付いた可能性を想定したからなのだ。右手が利き腕なので唇の絆創膏を外すのは右手しか使わない。右手の親指と人差し指で唇の絆創膏の端を掴んで引きはがすのが行動としてのセオリーになる。
唇の絆創膏を剥がしたその時に、偶然親指に絡みそのまま巻き付いたってことはなくはないだろう。画像のようにきれいに巻けたのも偶然の産物だろうと思ってそれで終わりの出来事なのだ。
なのに、唇には絆創膏とマスク。
右手親指には絆創膏。
どうしたって二枚の絆創膏が必要になる。
良いか、絆創膏って、外国は知らず日本では低価格のものでも個包装となっていて、その包装を開けて絆創膏を取り出し、さらに粘着部分をマスキングしているシートを取り除いて初めて絆創膏が使えるようになるのだ。
おわかり?
普段に絆創膏をするなんて作業はある程度の年齢に達していれば習得した行為であり難しくもなんともないが、就眠中にその作業ができるとは思わないし、絆創膏を貼る複雑な作業を、頭の中にその記憶が無くてこなすなんてことは普通はあり得ない。
しかも怪我も何もしていない指に絆創膏を貼るバカはまずいない。なにか悪戯でも考えていない限りだが…
分・か・ら・な・い。
分からないと言えば、目覚めたら身に覚えのない絆創膏が右手親指に巻かれていたということのほかに、起きたらPCの電源を入れて自分なりのネット出来る状況を構築してブラウザを起動しツイッターを見たときだ。
ひとつのツイッターで目が止まって、しばし動きも止まった。
デリバリーで頼んだから、どんなの来るか分からんかったけど、ピンクの私好みの柄で、ちょっとハッピーになった????
— Saki*Youは何しにブラジルへ!? (@saki_brazil) May 23, 2020
ブラジルで予想以上のことがあると、それは感動レベル???? pic.twitter.com/HieNIM286B
このツイートで皆さんは意味がお分かりかな。
女性の方なら難なく意味が分かるかもしれない。
日本の男性の多くはこのツイートの意味が分からないと思うのだが、それも私の中の先入観での想像だ。
わたしはさっぱり分からなく、暫し、画像とにらめっこしてしまった。
リプライがついていたので、ついていたリプライを表示してみて初めて分かった。
これは「毛抜き」だそうだ。
ツイートの中に毛抜きの一文字も入っていない。
これでは意味が通じないけど、もちろんこれが毛抜きと分かる人だけには意味が通じる。それはそれでいいのだろう。
そしてツイートは呟きだから何を呟いても良いんだしそのことは、良いのだ。
でも、ツイートって公開掲示板で、世界中に公開されているんだってことなんだよ。
世界中に公開されている140文字の公開掲示板に何を書いても良いけど、世界中に公開されるってことは頭の隅に留めておく必要はあるんだ。
そうすればこのツイートの中に毛抜きという文言かハッシュタグで #毛抜き と入っていれば悩まなくてすんだ。いやそれもツイートする人の勝手なことなんだ。そんなことにいちいち引っかかる方がおかしい。でも引っかかってしまった。
いやいや、このツイートをどうのこうのと言いたいわけじゃない。
それでも下記の文言でリプライを返そうと、はした。
しばし止まってツイートを見る!
画像を見てもこれがなにをするものかは直感的に分からない。リプを読んで初めて毛抜きと分かった。
ツイートのどこかに「 #毛抜き 」入っていたら、ああ、そうなんだと納得出来た。
それと #デリバリー と日本語で書いたら、多くは食べ物の出前に限定されて使用される言葉です。
※140文字超えてます!
送信のボタンを押す寸前に、いちいち、こんなことにリプライする必要があるのかと自問する。自分だって自分が気が付かないだけで、意味不明なツイートをしていないのかと考えてみる。
デリバリーって言葉も、日本語圏でのカタカナ英語的な狭小な考えで、食べ物だけの配達に限定なんて思ったけど、デルヘリなんて風俗の出前もあるから食べ物に限定されるってわけじゃない。
それにスーパーやコンビニのお届けもデリバリーって言った方が腑に落ちる気もする。なんにしても自分の頭の中の考えが世間で通用するってわけじゃないのだ。
呟き=独り言
世間に聞こえる独り言。
そんな独り言を言いたい時もある。
でも、最低限、ツイートはなんらかのメッセージでもあるのだから、発した思いを伝える努力はしたいと思う。
発した思いが簡単に伝わるときもあれば、リプライを見てからやっとつながるときもある。たった140文字で何かを伝えるのは難しいけど、伝える努力は忘れないようにしたい。そう思った。
わたしの場合には特に話すときにこのツイート的な話し方をしてしまい、相手に「ん?」とさせてしまうこともあるので、補足が必要になることもある。話すことと文章とはまた違う。話すことは話すことで話す内容が分かりやすくなるのかなと思う。
自分は話下手だし、文章だって下手糞だ。
文章の向上はブログを書くことによって少しでも上達すればと思って古くから(このブログ以前)いろいろ文章を綴って来たけど、文章はセンスもある。そのセンスは学習でちゃんと勉強したかによるところが大きい。
国語が苦手だから文章作成にセンス的なものはもう身につけるのは不可能。ならば、少しでも伝わる文章にするしかないからと、このようにくどくどとした長い文章に陥りやすい。
話すことに関しては話す相手がいないと話すチャンスは少ない。話すチャンスが少ないと話し方はいつまでも上達しない。
なんとか普通に話すことが出来るようにならないかと昨年から YouTube 相手に一人しゃべりの練習をしている。まさに四十の手習いだ。四十の手習いとは言っても大幅に40歳は過ぎちゃったけどスマホを相手にそんな練習も始めている。
文章も話すこともそれは全て、センスだ。
センスとは持って生まれたものじゃなくて、音楽やスポーツと同じくどれだけ繰り返して習得したかによるものなのだなあってかもしれない。ぼくは歌もスポーツも下手だ。だから繰り返し練習しても普通の人のレベルにも達しない。でも好きなことはこれからも繰り返し墓に足を突っ込むまでは、自分に課した楽しみの訓練となろう。
話は右手親指の絆創膏に戻る。
自分の知らぬ間、就眠時に巻かれていたバンドエイドは、 Amazon Prime ビデオで見ているCHUCK/チャックが夢に混じり込んだようなことからの派生なのだろうか。
としたら、ぼくは夢の中で何か大活躍でもしたのかもしれないなあと思ったのだけど、右手親指の絆創膏に関しては密室状態で起きているので、犯人は自分しかいない。
なんとも自分騒がせな絆創膏であったものだ。
お詫び:
ここで取り上げたツイートに関して、そのツイートに対して悪意で取り上げたのではありません。自分の反省と糧とするために参照とさせていただき、記録として残すために取り上げさせていただきましたので、このツイートに巡り合えて感謝しております。
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