自分を持とう
2020年10月3日
タルタルソースにメンタルソース、はい、獰猛です。
中高年の星☆爺婆の太陽 の静吉プレゼンツでございます😍
序
人は情報で感化され影響を受ける。
特に最近続いた芸能人で若い人たちの自殺が大きな影響を与えている感じもする。
芸能人の自殺があると NEWS の元ソースをそのままTwitter でリツイートしてしまうと、自殺した芸能人の顔が大きくツイートに流れる。さらに色々な方のリツイートで、人によってはその人のタイムライン上に多くの亡くなった方の顔写真で溢れてしまうこともあるだろう。(TLはフォローしている状態で人それぞれに違う)
世の中メンタルの強い人ばかりではない。
ニュース性のあるアカウントをフォローしていれば自殺した芸能人などのSNSが流れてくるのは多少は致し方ないとしても、皆がこれネタとばかりリツイートして溢れさせるのは自殺願望リツイートしているみたいな感じにも見える。
その芸能人が好きだから話題にしているのもあるかもしれないけれど、好きだからなら良いのかって無神経すぎる感じもする。 SMS って多くの人が利用する公開された掲示板的な意味合いもあるんだってことを分かって欲しい。
どうしても気になるのなら自分のブログにでも書けばいいことであって、わざわざ報道記者の真似事みたいに ツイートで騒ぎまくることはない。書くことにある程度の配慮があれば、ブログに書くことまでどうのこうの言うつもりはない。
好きな俳優さんだったからショックを受けたなんだかんだと言っても、傍から見れば SNS で騒いでるに過ぎない。
好きな俳優さんだったから本当に激しいショックを受けていれば、ショックが強すぎて小賢しいリツイートなどはしようとも思わないはずだ。
それなのに蚤や蚊のように、人の生き血を吸うのが使命とばかりに脊髄反応的な行動をしてしまうのは愚か過ぎると思う。
いや待てよ蚤や蚊には脊髄はないけれどそれはどういうことかというと、頭で考えることもなしに反射的に思ったことをそのままツイートしてしまう、本能的愚かさによる行為のことを言っている。
破
俳優さんなど、本当にその人が好きだからと考えているならば、それも愚かな勘違いというものである。
テレビで笑顔が素敵な俳優さん…
素敵な恋愛ドラマで素敵な役柄をこなした俳優さん…
アクションシーンで素敵な立ち回りを見せた俳優さん…
素敵な歌を歌う歌手…
大好きな小説家…
誰だって好きなものがあるし好きな人だっているだろう。
ブラウン管とかスクリーンとか書籍活字とか、流れてくる音楽が好きだからでその人が好きなのは誰しもあることである。
だがよく考えてみて欲しい。
いくらが好きな俳優や歌手であったとしても、メディアを通して目に映るものは、全て演技されているものなのである。
つまりそれは仮想でバーチャルなのだ。
その俳優や歌手の個人個人のなんたるかの本質の一部も知らないのに、大好きだったのだというのは仮想バーチャルな部分しか見ていないわけで、それで全てを知ったかのように個人の生き死にについてまで大好きだったで済ませられるのか。
その俳優や歌手の仮想バーチャル以外の部分で多くの生活があり、生活の中でたくさんの喜びとたくさんの涙を流してきたことの何も知りはしないし知り得ないのだ。
現実的に身近な人で大好きだった人がもし自殺したら、そんなことを写真付きで SNS にツイートできるのかよく考えてみて欲しい…
出来ないだろう!
有名人の自殺かもしれないことを思わずリツイートして騒ぐのは、その俳優や歌手が好きだもあるかもしれないが、仮想バーチャルだから SNS で拡散するという行為に対して自分では想像もしていないかもしれないが、そこにもろもの厭らしい思惑の偽善が含まれている。
本当に訴えたいことがあるなら、それは自分が操っている媒介メディア(ブログとか)を介してやればよいのである。いまはそれが出来る時代なのだ。
急
著名人の自殺報道により、自殺が増える「ウェルテル効果」が知られている。相談窓口は、こちらなどにあります。 pic.twitter.com/BCDHVSiRkb
— デンスケ (@kokodokoboy) September 27, 2020
世の中には心の弱い人ほど、インターネットの中で色々な情報を求める場合もある。
人を非難中傷するツイートにいいねをして、裁判で訴えられて賠償を求められてる人だって出ている。
事実認識が違います。伊藤詩織さんの提訴は「ヘイト」や「表現の自由」は問題になっていません。https://t.co/p1g1j8fGSe
— 津田大介 (@tsuda) September 28, 2020
この裁判で問われているのは伊藤さんの内部的名誉(自尊心)を毀損させた一連の杉田議員の「ふるまい」です。元ツイートで指摘した「適当な論評」そのものになってますよ。 https://t.co/SdRQ9wh96s
いいねだって相手のツイートよく考えてみなければ、いいねができるかどうかぐらいの判断はつくだろう。ツイート主に対してのいいねは、そのままツイートの内容に対してのいいねと同じだということもわかるべきだ。
自殺報道のリツイートを多くの人は繰り返すことによって、タイムラインに亡くなった方の画像がたくさん溢れたりする。
故に、共感力も大事だが人生には鈍感力だって必要なのだ。
ああ、TLに竹内結子さんの訃報ツイートが溢れている。
— 静吉@居直るど・ダ・ヴィンボー (@i_shizukichi) September 27, 2020
これ見て感化される人もいなくもないから、ツイートでそんなに訃報を流す必要なくないか?
知らんけど!
そんな時に心の弱い人が、こんな有名で憧れの人でも死んで楽になりたいと思ってしまうのだから、とより死にたい思いに考えに染まっていく可能性だってある。
ちょっとしたツイートにでもそんなことを言ってしまっては、自己規制ばかりになってしまうかもしれない。それもあるだろう。
だが、言っていけない言葉などはそんなに多いわけじゃない。
不特定多数が目にする SNS だからこそ、そこはちょっとした配慮を持ってツイートしてほしいと思うだけだ。おバカなミーハーは車のブレーキとアクセルを踏み間違えているに等しい。
報道ツイートをフォローしてたりすると、有名人が亡くなったツイートもたくさん流れるが、個人までがそれと同じような真似をする必要はない。
竹内結子さんの自殺かもしれない的なニュースは、 SNN でも非常に衝撃的であったのは間違いない。そして多くの方がこれらの記事をリツイートして各個人のタイムラインにあふれ流れ出た。
痛いニュースに接して自ら命を絶とうとする人も中にはいなくはないので、目立たないかもしれないが以下に掲載したツイートもいくつか見られた。
が、これらのツイートは意外とスルーされる可能性が高いのだ。
そんなことも考えて、メンタル的なことに関してのリツイートやいいねなどに関しては、よく考えて行動して欲しい。
生きようというメッセージが切実に伝わりました。TVでこのような情報に多く接していると、自身の心にも影響を与える可能性もあるのでTVなどから少し離れるのも大事だとの記事もありました。鈍感力も大事と思います。 / “とりあえず、生きましょう。。生きてほしいです。 - …” https://t.co/rlYwdp3lGr
— 静吉@居直るど・ダ・ヴィンボー (@i_shizukichi) September 27, 2020
自殺報道の「やるべきこと」「やるべきでないこと」まとめです。
— 古田大輔 (@masurakusuo) September 27, 2020
読者にとっても、こういう情報を受け取るとダメージを受けてしまうので予防する役にたちます。
自殺報道ガイドラインはどこまで浸透したか 悲劇の連鎖を繰り返さないために求められていること(古田大輔) https://t.co/0iimlfHkpl pic.twitter.com/PaK0bY9qWL
今、何かしらの苦しい思いを抱え、自殺という選択肢を背負ってしまっている人にとって、報道が”引き金”にならないよう、私たちは何に配慮すべきなのか。荻上チキ氏による「自殺報道ガイドライン」の解説です。https://t.co/sMLsSzM845
— 安田菜津紀 Dialogue for People (@NatsukiYasuda) September 27, 2020
9/20(日【報道関係各位:厚労省との連名文書】センセーショナルな自殺関連報道は、とりわけ子どもや若者の自殺を誘発しかねないことから、WHOが『自殺報道ガイドライン』を公表。報道において「やるべきこと」と「やるべきでないこと」を列記しています。これを踏まえた報道をお願い致します。 pic.twitter.com/pVG69mP3VL
— いのち支える自殺対策推進センター (JSCP) (@JSCP_press) September 20, 2020
竹内結子さんが亡くなって一週間ほどが経ったので、この衝撃から少し落ち着いた頃ではないかと思い、ツイッターのタイムラインに溢れた竹内結子さんの顔を思い出しつつ 記事を書いてみました。
TVを観なくなったけど、ブログ主も竹内結子さんは女優さんの中では好きな方のひとりでした。
それでも唯一観た映画というのは竹内結子と草彅剛の映画で「黄泉がえり」というものでした。それもTV放映で観ただけです。
演技云々は別にして、映画自体は残念ながら三級映画もいいとこだった。
だから日本映画は駄目なだの見本だ。
竹内結子が好きと言っても女優としての話で、しかしながら、それでもはっきり言って縁もゆかりもない赤の赤の他人です。
そのへんの区別はついています。
その上でこんな記事も書いたので、儀礼として改めて竹内結子さんのご冥福をお祈りしたいと思います。
この記事は 中高年の星☆爺婆の太陽 静吉がお届けしました😎
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