極上の卵かけご飯
2020年10月29日
たまたままた、廃、獰猛です。
中高年の星☆爺婆の太陽 の静吉プレゼンツでございます😍
序
Twitter でバズっていたとある方法で作る卵かけご飯。
難しくなさそうなので早速自分でも作って食べてみた。
だけどかなり微妙な味だったので、リツイートで食べてみた感想をしようかなと思ったのだけど、みんながいいねいいねばっかりなのでそこにアンチ的なリツイート入れるのはちょっと気後れしてしまって、卑怯にもブログで勝手にこそこそと記事にさせていただく😅
コイツ、、、試作で卵50個以上消費して終盤は試食しすぎで味が分からなくなって、友達にも食べてもらってようやく完成した逸材なんで
— はらぺこグリズリー@レシピ本大賞受賞 (@cheap_yummy) October 18, 2020
良かったら試してやってください...
【極上の卵かけご飯】
卵白にだしの素、醤油、砂糖を入れて1分30秒箸で全力で混ぜてご飯に卵黄と一緒にのせる。完成! pic.twitter.com/Lip1SujDO1
それでそのツイート見た時に、ツイートにある極上の卵かけご飯をやってみた。結果的にはやる前からもう味の想像がついていた。
味が均一化しちゃうね。
ご飯の白い部分や醤油の部分玉子の部分が、口の中でそれぞれの味を味わいながらミックスしていくのが美味しいと思うのだけど…
一口二口は美味しいかもしれないが、その後単調に同じものを食べ続けなければいけないので、はっきり言ってお茶碗一杯も食べてて美味しいわけがない。
日本の食事は色々なものを少しずつ食べながらご飯を進めていくタイプなので、単純に一つの味のものを食べていくスタイルではない。
と言っても世の中には単純に一つ物を食べるものもある。
例えばステーキ。
ステーキであればひとつの味の物を食べ続けることになる。
ほどよく焼いた肉とソースのミックスで表面の塩や胡椒にガーリックなどが、口の中でミックスされる渾然となった味わいを楽しむことができる。
それなのにこの極上の卵かけご飯は、最初から最後まで同じ味である。
単一の味と言えばチャーハンみたいなものも大豆の味なのだけれど、チャーハンには色々な具材が入っているので、ちゃんとて具材が口の中でそれぞれの味を主張している楽しみを味わうことができる。
がだ、ほぼ単一材料なのにこんなに混ぜ合わせてしまっては均等の味となってしまう。次に口に運んだ時に、どんな味と出会えるのかといった楽しみもメリハリも何もない。
嘘か本当か作って食べてみればわかる。
数口であれば美味しいと錯覚するかもしれない。
だがそれ以上はよほどお腹が空いていてがっついてるもない限り、何かお新香でもないと食べようという気が起きないかもしれない。
破
といったところで、味は慣れものだから慣れた方の食べ方が美味しいかもしれないので、卵かけご飯をぐちゃぐちゃに混ぜて食べてる方にはこの方が美味しいかもしれない。
私は卵かけご飯は白いご飯の上に卵を落としてざっくり白いご飯と混ぜてその上からお醤油を回しかけし、味がまだら状態のうちに口に運ぶスタイルが好きなのだ。
この方法で食べていれば卵の味ご飯の味醤油の味がはっきりわかって、やがてそれは口の中でミックスされていく旨味に変わる。そうやって味が変化するさまを味わうのが楽しくもこれこそが卵かけご飯の三位一体の味なのである。そしてそれが舌の喜びとなり卵かけご飯の味につながる。
Twitter でバズっていた卵かけご飯では味に変化がない。
熱いご飯の上に卵を落として熱いご飯と卵の黄身と白身と醤油という組み合わせが、これら全てをかき混ぜてしまうためにご飯の温度も下がり、さらに砂糖が少し入っているのでその砂糖の甘みで味がぼやけてしまう。
これでは口直しにおかずや味噌汁がないとご飯一杯ではもの足りなくなる。
そうすると卵かけご飯を2杯食べるのか、いやそれはご遠慮願いたい。
ならばどうするか、それは次のようにすれば良いのである。
雨は上がって薄曇り@八王子
— 静吉@居直るど・ダ・ヴィンボー (@i_shizukichi) June 14, 2020
画像は山登りに最強朝食。
チンするご飯に納豆とTKG(卵かけご飯)
油分が少ないので胃への負担が少ない。 pic.twitter.com/7vo27DZQmc
実のところこの中で一番美味しいのは、チンするご飯の反対側に納豆、そうして片側に卵かけご飯。このセットが最強。
電子レンジでご飯をチンしたら…ご飯をチンしたらと言うけれど最近はピッピッと鳴るような音の電子レンジに変わってきてるらしいので、電子レンジをかける時間が終わってもチンと鳴らないものも増えてるらしいが、そんなものはどうでもいいので電子レンジでご飯をチンしたら、箸などでご飯をほぐしてご飯粒を立たせておこう。
そうして食べられるように味付けしてかき混ぜた納豆、そして卵。
納豆はあらかじめ好きな薬味を入れてよくかき混ぜておくがよい。ネギなどの薬味はない時は付属のタレとからしを入れて、七味唐辛子を少々ふりかけて混ぜておくのも良い。
卵はできれば黄身だけにしたいところだけど、そうすると卵白が余ってしまうので全卵を使うしかないだろう。
チンしてほぐしたチンするご飯の片側に納豆。
もう一方の片側に卵を一個割落とす。
卵は白いご飯にザクザクと割り込ませる感じに混ぜるだけ。
ご飯と卵を完全にかき混ぜてしまっては、先に言ったように味にメリハリがなくなるので、ザクザクッと混ぜるだけで留めておく。
そして卵とご飯とザクッと混ぜたところに醤油を任意の量だけ少し散らし気味にして落とすのだ。食べ方としては納豆からではなく、卵ご飯こと TKG から食べ過ぎるのだ。
この方法で食べることにより醤油が直接舌に当って舌の味覚を刺激し、さらに白米の香ばしい味が舌の上に乗ってその上から半混ざりの卵が垂れ落ちてきてくると、口中どうにもこうにも我慢が出来なくなって、コンクリートミキサー車の如くに口を動かしTKGを口の中でかき混ぜるのだ。
この時まだそれぞれ醤油の味白いご飯の味に卵の味がそれぞれ単独で押し寄せてきて、やがて噛み砕かれて醤油ご飯たまごの三位一体となって宇宙の真理のごとくに幸福感をもたらすのだ。
TKG で至福の幸福感を味わい終わり、もっと食べたいの余韻を引きずりつつ、おもむろに今度は納豆ご飯を食べ始める。
この時の納豆ご飯の味の得も言われぬほどの美味しさに、はぁとため息をついて呆然とする。この世にこれ以上の極楽があろうかのそんな思いである。
急
人というのは簡単に出来た上にそれがとても美味しかったりすると、なんだかそのことに自体が罪なことのように思えてしまい、手の込んだ料理の方が実は美味しいんじゃないかと思ってしまうこともある。
それゆえに卵かけご飯を毎日食べるっていうのは、少々悪いことしているような気がしないでもない。 美味しければいいじゃないかだけでは人間は生きていけないのか。
魚も食べなければいけないし野菜も食べなきゃいけない。
肉類も食べなきゃいけないし海藻類も取らなきゃいけない。
世の中の健康志向の影響が強いのだと思うのだが、ラーメンばっかり食べていては体に良くないとか、お肉だけ食べていても体に良くないとか考えてしまう。
それと同じことで、実は卵かけご飯って体に良くないんじゃないかなんて思ってしまうのだ。だからこんなに美味しい卵かけご飯を食べるなんてのは、月に1回あるかないか程度になってしまう。
なんだか人は本末転倒な生き方をしているものかもしれないけれど、死んだとしても健康志向でありたいという妄想に囚われている面も実際にあるんだろうと思う。
とまぁこんな風に TKG に関しては少々うるさい静吉さんなのであった。
まあ勝手な独断と偏見にした趣味嗜好だと思ってくれるて良い。
だから、自分の好きな食材を好きなように食べればそれだけでいいのである。という結論で終わりにしたい。
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話は変わってこの記事を書いているのは2020年10月19日月曜日です。
おとといあたりからずいぶん寒くなってしまって、このままでは冬は越せないかもしれないと思い、実際にはそんなことはないのだけど寒いのが怖いので貼るカイロを少し余分に買ってきておいた。
そしてこの記事が公開されるのは10月29日である。
この記事を自分が読む時にはもっと寒い状態になってると思うが、ぼつぼつこの寒さに体も慣れてきてるといいのかなと思う。
そんなわけでみんな達者で暮らせよ。
そして雑念に惑わされることなく美味しい卵かけご飯を食えよ😅
この記事は 中高年の星☆爺婆の太陽 静吉がお届けしました😎
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