ザ・フォーリナー
2020年12月16日
フォーリフォーリフォーリナー人はだれも異邦人、はい、獰猛です。
中高年の星☆爺婆の太陽 の静吉プレゼンツでございます😍
序
Amazon プライムビデオで映画やアニメやテレビドラマシリーズを見ているんだけど、ジャッキーチェンの ザ・フォーリナー/復讐者がおすすめみたいなのに出てくる。
ジャッキーチェン嫌いじゃないんだけど、なんとなくちょっと嘘臭いような感じがして敬遠してしまうんだ。敬遠してしまう理由は自分には分からないんだけどジャッキーチェンの出てる映画を積極的に見ようという気にはならない。
ジャッキーチェン主演の映画は、実際に見てみればどれもとても面白いし、映画の中にコント的要因も沢山入っていて見る者を楽しませてくれる。
以前はテレビ放映なので映画を楽しむなどぐらいしかなかったので、テレビ放映のジャッキーチェンの映画を惰性でそのまま見ることもあった。
だが今の時代はそもそもテレビというものを見る回数が減ってしまった。テレビを見る回数が減ったというよりもブログ主にとってはテレビはほとんど見ない。
テレビを見るという時はせいぜい録画したものを見る程度だけど、テレビで録画したものというのも溜まっていってしまうと見ないことが多くて、ハードディスクドライブがいっぱいになって一括削除してしまうなんてことが起きてしまう。
なんだか知らないけど、テレビ番組としての映画を見るのは、これまたなんとなく敬遠してしまう。これというのは、相手の都合で押し付けられることが嫌なのかもしれない。
そんなわけで今では Amazon プライムで好きな時に好きなビデオ見て楽しんでいるので、ジャッキーチェンの映画を殊更選択することはなかった。
そんなふうに食わずもの嫌い的になんとなく敬遠していたジャッキーチェン主演の映画だったけれど、なんとなくこの ザ・フォーリナー/復讐者は近いうちに見てみようという気になった。
破
映画の説明などに関して映画の主人公名などは映画を見て確認してもらいたいのでこの場合は主人公ジャッキーチェンの役はクワンであるが、クワンとしないでジャッキーチェンとして扱います。
舞台はイギリス、ロンドン。
主人公ジャッキーチェンはロンドンでレストランのオーナーとして生計を立てている。
ジャッキーチェンのの表情は乏しく、初老を感じさせる風貌に設定されている。大学からの一人娘を連れて帰る時に娘が一人でとある衣料品店に入って行った時に銀行が爆破され巻き添えで娘が死んでしまう。
銀行爆破は北アイルランド解放過激派組織の仕業だった。
ジャッキーチェンは最後に生き残った身内のたった一人の娘を、銀行爆破の巻き添えで殺されたことから、内に秘めた激しい怒りで爆弾犯に復讐を決意する。
そんなジャッキーチェンはただの凡人ではなく、ベトナム戦争時代アメリカの特殊部隊に所属していた優秀な工作員で肉弾戦にも長けている。
元過激派組織の活動の北アイルランド副首相のピアーズ・ブロズナンが関係しているのではないかと思い、直接ピアーズ・ブロズナンに面会を求め犯人の名前を教えてくれと聞く。
この時点でピアーズ・ブロズナンもまだ誰が犯人かわかっていなかったが、ジャッキーチェンは犯人の名前を教えないとどうなるかをピアーズ・ブロズナンに少しずつ知らしめるたために、小さな爆発から大きな爆発など起こし守備攻防の規模が大きくなっていく。
老境の歩くのももたもたした感じのジャッキーチェンが衰えた肉体を鼓舞しながら、相手との肉弾戦も乗り越えて爆破犯の名前を知り、爆破犯行者のアジトへのアジトへ乗り込む。
急
ビデオ見始めてすぐに、今までのジャッキー・チェンの映画とはかなり違うなという印象を受けました。
もちろんジャッキー・チェンとていつまでも若いわけではなくその年齢になっているのですが、それでも60代にしてはちょっとよぼよぼすぎる感じがしないでもありませんでした。
そしてジャッキーチェンの映画といえば底抜けな明るさがどこかに食べるものでしたけれど、この映画では最初から最後まで暗い感じの映画でした。
感動的なラストシーンも、とても抑え目で上品な映画に仕上がってると思います。
老境に入ったジャッキー・チェンのこんな映画なら、もっと見てみたい気もします。年をとったら年をとったなりの肉弾戦があり、その中でも肉弾戦にもジャッキー・チェン独特の工夫工夫した戦い方に興味も持ちました。
イギリスと北アイルランドとの確執は、単独島国に近い日本ではちょっと分からないところがありますが、IRA関連は未だに映画のネタとして多く取り上げられています。
ジャッキー・チェンはこの映画では、経過はどうであれベトナム戦争ではアメリカ軍の特殊部隊で活躍しているので戦闘技術を学でいる。いわば戦闘のプロ的なところもあるが高齢化ながら戦い方にジャッキー・チェンらしさが盛り込まれている。
さらに映画の背景など詳しく知りたい場合はのスティーブン・レザーの『チャイナマン』(新潮文庫)が原作なので紐解いてみるのもよいだろう。
この記事は 中高年の星☆爺婆の太陽 静吉がお届けしました😎
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