摘便
2020年1月3日
正月早々にうんちネタで申し訳ない!
自分も初めての経験のうんちネタなのです。今までの人生で全くの初めて、多分殆どの人がまだ経験もしていないだろうことを、経験というのか、実行して経験しました。
一応、あたし、二級ヘルパーの資格所有者です。
実技実習で、病院で多くの患者さんのシモの世話もしたことがありますし清拭もしました。
もちろん男性も女性もです。
その時思ったのは、人は大型獣で、食べさせうんこをさせるで24時間が回るって感じでした。
訪問で家事支援も経験していますけど、仕事にしたことはありませんのでペーパー資格所有者です。
だからちょっとした耳年増程度のヘルパーであって、身体的な支援で実際的なことは多分なにも出来ないと思います。
家事支援なら炊事洗濯掃除ならできますが、これを仕事にするつもりはありません。
ってか、時間に拘束される仕事はしたくないです。
仕事は、もう、結構毛だらけ猫灰だらけと言ったところでしょうか。
とは言え、何らかの仕事はしたい気持ちはまだあります。
風呂に入ろうとする直前だったので、便意を催し衣服を脱いでトイレに入りました。
排便が終わったらそのままお風呂に直行の予定です。
ところがです、気張っても気張ってもうんちが全く出ません。うんちは出たいのに出られない感じです。
ヤッホーぼくうんちだよって感じで肛門からうんちが顔を出している感があるのに、なんと気張ってもうんちが出て行きません。
外は寒いからってわけじゃないだろうに、肛門から少し頭を出しただけでうんちは外に出ようって気がないみたいです。
かなり硬くなった便があるみたいです。
硬くなったこの便が肛門を塞いで、うんこが外に出てこれないのです。
硬くなった便が肛門出口の栓になっちゃっているわけです。
幾ら踏ん張ってもダメです。
かれこれ、1時間ぐらい格闘したでしょうか…
ウォシュレットを当てたりしていろいろやっても、うんちは肛門から頭をちょっと出しただけでそれ以上はいっこうに出て行こうとしない。
これは、おかしい!
うんちが出たいのにうんちが出来ない。
踏ん張り疲れちゃいました。
さてどうする?
風呂場でお湯を大量に当てながらなんとかならないかと、風呂場に駆け込む。お湯を当ててみてもうんちは出ない。
恐る恐る肛門の周りを触れてみる。
あった!
やっぱりうんちは肛門から頭は出している。
肛門の周りを押してみると何やらかなり硬い。
そうだなあ丁度卵一個分が肛門の出口で栓をしている感じになっている。
こんな硬い便がいつの間にかできていたんだろうか。
昨日もその前もお通じはあったのに…
するとこれまでのお通じは、硬いうんちのこの卵一個分の脇をすり抜けた普通の便が、うんちとして出ていたのかの知れない。
そしていよいよ卵姫様のおなりいとなって肛門まで下りてきたのではないだろうか。
どうする?
摘便
摘便は「てきべん」と読み、これは肛門に指を入れて出てこない便を掻きだす行為です。
お年寄りなどで寝たきりになると、腸の活動が弱くなって排便が滞ることがあり、医療行為として浣腸や摘便が行われることがある。
おしりに指を突っ込むしかないだろう。
やる男、もへじはそう考えた。
踏ん張り過ぎて肛門から頭を出している硬いうんちが、もう痛くさえあるのだ。
風呂場で、けつに指を突っ込んでうんちを掻きだすしかないだろうと考えてみた。排便が始まればトイレに行けばいいだろうと。
肛門に指を突っ込む…
硬い!
うんちが硬い!!!
掻きだしてみる。
掻きだしてもうんと硬い。
その方いうんちで肛門の回りが詰まっている。
うんちの硬さは、そうだなあ、身近なもので言うと冷蔵庫の中のマーガリンみたいな硬さかな。
マーガリンは熱ですぐ緩くなるけど、うんちは硬いまま。黒い茶色い感じ。粘土細工が出来そうなほど硬い。
水が当たっても硬いうんこの塊はいっさい溶ける様子がないほど粘度が高い。
親水性ゼロみたいな感じ!
掻きだす。
掻きだして卵型の硬い便の上にあるやや柔らかいうんちが出そうになれば、この硬い卵型の硬いうんちも摘便で掻きだし型を崩せば便圧で押し出されるだろう。
摘便なんて自分でも初めてなので、適当に指を突っ込んでいたら肛門の周りを少し傷つけてしまったみたいで少し血も出る。
やがて、茹で卵半分ぐらい硬い便を敵便したろうか…
風呂の排水溝の栓は外してうんちが流れるようにしてある。
お湯をじゃあじゃあと流しながらの摘便である。
NPVグローブ(医療用の薄手のビニール手袋)だってあるのに、そんなのを手に付けている暇もなく素手で敵便をした。そのかいあって便意再び押し寄せトイレに行く。
トイレではドビュッシャーとばかり大量のうんちが出た。
卵型の硬いうんちがこれらのうんちに肛門で栓をしていたのです。
踏ん張り過ぎたのがいけないのか、肛門の外に脱肛みたいなものが出てきた。これが慢性化するといわゆる痔というやつになる。多分一時の踏ん張りで括約筋が充鬱血したものと思われる。
その後風呂に入って奇麗に体を洗い流し、風呂場も清掃し、さらにスプレー式アルコールを振りかけて殺菌しておいた。
脱腸みたいになった部分はメンソレータムしかないので、これをたっぷり塗って肛門の中に戻し入れて置いた。朝にもちょっと出ていたけど、再度メンソレータムを塗って肛門の中に押し返しておいた。
多分、一過性だと思うので、鬱血が引けば元に戻ると思う。ダメなら肛門科で処置をしてもらうしかない。
いやあ、お正月三日目で大変な苦労をしてしまった。
この間裸でウロウロしていたので、体が冷えて風邪をひいた感じになってしまった。夢中になって排便に対処していたので寒いなんてことも気が付かずにいたのがいけなかったと思う。トイレにも暖房はあるのだけど裸じゃいけないよな。
それで今回の症状を図にしてみました。
こういう図式になるのですが、硬いうんこは触診した感じではもっと卵形に近く、肛門回りを触診してみればどう考えても肛門の直径の1.5倍ほどあるので、この硬いうんこが肛門を抜け出ることはないと判断したのです。
この卵形の硬いうんこがもし肛門から出たら、肛門はかなり切れてしまうはずです。かといって肛門の括約筋でこの硬いうんこを絞ってひねり出すのも不可能でした。
ゆえに卵型の硬いうんこを半分ほど指で掻きだしてから、トイレに行って思いの限りでドビュッシャーと排便して来たってわけです。
息子さんのうんこには恐れを抱かないほおずきれいこさんに、うんちネタ好物の泉沢ちゃんに、胃近くまで腸にうんこが詰まっていたまままっこりさんがこの記事を見たらどう思うかなってところですね。
まあ、これからボクのことはベン・ケーシーと呼んでくれ給えよ。
ふ、古すぎるかあw
まあ、古い奴ほど古いもんでございます。うんこだって古いものですから、雲古なんて当て痔字もあるのでございます。
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