大葉の挿し木
2020年11月18日
おーばおーばおーばおーばぁ、はい、獰猛です。
中高年の星☆爺婆の太陽 の静吉プレゼンツでございます😍
序
我が家の家庭菜園の大葉は昨年の子孫である。
大葉などはスーパーで買えば金額はそれほど高いわけではないが、それでも10枚ぐらいの葉に百数十円払うというのはちょっと高いような気もする。
だからといって別に大葉を栽培したいわけではないんだが、とあるバス停の所でご自由にお持ちくださいと大葉苗が置いてあったので、一瞬迷ったんだけどもらって帰ることにした。
2019年も屋上の家庭菜園は引き続き放棄中で雑草が買いまくっていたのだけれど、頂いてきた大葉の苗を適当に植えておいた。
その記事がこちら。
その時の大葉の大葉から種が落ちて、今年の夏過ぎ頃からの屋上の家庭菜園は大葉天国となっていた。
スーパーで買うにはちょっとお金を出しにくいような大葉ではあるが、家庭菜園でこんなにたくさん大葉が茂っても使い道はそんなにない。
大葉は料理の添え物として少しあるのが香りが引き立って良いのだけど、大葉の刻んだものを少しでも余分に口に入れたらもさもさもさもさして美味しいものじゃない。
そんな屋上の家庭菜園の大葉だけど大葉が茂ることにより、他の雑草が日陰になって性格が悪くなるのでそれはそれで悪くはなかった。
Twitter で保存していた応募の葉から芽が出たというツイートを見たので自分も真似して大葉の葉の葉柄から根を出さしてみた。そして音の出た大葉をを水苔に植えてみた。
その記事がこちら。
破
根の出た大葉をこんな風にしてミズゴケに植えたのは、2020年9月22日のことでした。画像見ての通り大葉の葉が元気です。
あれから約1ヶ月後10月27日どうなったかなと、葉柄から根が出て水苔に植え込んだ大葉の様子を見てみました。そうしたところしっかりと根はミズゴケの中に伸びているのですが、この葉から新しい植物体が生まれる様子は全くありませんでした。
ベゴニアなどは葉挿しをしておけば葉柄や葉の基部にカルスが発生しそこから幼体が生まれて無性生殖ことクローンが簡単にできます。
ところは大葉ではクローンはできませんでした。
それに大葉の葉はもはや成長する余地はなく葉柄から根が出て水を吸い上げても生きてるだけでどんどん劣化してしまいます
こんな風に葉が劣化しています。
つまり自然の摂理で成長を終えて枯れてしまう方向性に向かっています。
この結果分かったことは大葉の葉や葉柄部分では発根するメカニズムはあってもカルスを形成してクローンを作る能力がないことがわかりました。
と言ってもただ挿した状態なだけでのことなので、植物ホルモン剤などを使えば葉柄や葉からクローンを作ることが出来るかもしれません。
単純な葉押しでは無理だったと言うだけです。
この単純な葉挿しで増殖できる植物はたくさんあります。先に挙げたベゴニアなどもその一つです。 セントポーリアなども同じように葉挿しでクローンをたくさん作ることができます。
急
葉柄挿しがダメなら茎の部分はどうだろうかと思ってやってみました。
大葉は葉と葉柄で茎の節の部分から葉を展開しています。そして茎の節の部分からも花芽をあげてきます。
その茎の部分を切り取って水苔に挿してみました。
画像は10月27日のものです。
前に葉挿しで根の出た大葉の葉柄をと取り除いて、新たになるべく若そうな大葉の茎の部分を切り取ってそのまま水苔に挿しました。画
像は大葉の茎の部分を挿し木した状態です。
右上角の大きな大葉の葉は葉柄から根の出た大葉のこ今後の様子がどうなるか確かめるため一個体だけそのまま残しておきました。
画像は11月11日のものです。
茎の付け根に小さな花芽がついていたものが育って花が咲きだしました。
大葉の茎からも発根していますのでちゃんと水の吸い上げ花芽が成長したのだと思います。
大葉の花は咲きましたけれど、現場まだ大葉の小苗ができているわけではないので、この後は衰弱していって葉柄から根の出た大葉と同じ運命で終わるのか、それとも大葉のクローン苗が生まれてくるのかどちらになるでしょうか。
小さな大葉の花ですが、アップで撮影してみるとなかなか繊細で美しい様相を呈しています。
約1ヶ月間ぐらいの大葉の葉柄挿しや茎挿しですが、大葉のクローン苗ができるところまでは行っていませんが、よく考えたら大葉は一年草です。
大葉は一年草。
一年草は花が咲いたら枯れるのです。
つまりこの季節では挿し木は成功しません。
そんなわけでこのことを覚えていたら、来年の生育期の大葉で挿し木チャレンジしてみたいと思います。
クローンについて
ちなみにクローンは遺伝的に同じ生物を作ることです。
今では動物のクローンを作られるようになりましたが、動物と違って植物は栄養繁殖するものが多くあるので、動物などよりも簡単にクローンが作れます。
例えば一個体の植物が株分けで2個体になればそれはどちらも同じ遺伝子を持ったクローンとなります。 植物では栄養繁殖がクローンに当たります。
特に成長点培養などで組織を採取し無菌的なフラスコ内で栄養繁殖させる場合はメリクローンと言います。
メリクローンは均一的な苗の生産に用いられています。
私は植物が好きで色々と栽培しています。
そして繁殖させ鉢数を増やすことが好きなので人間メリクロンと呼ばれています😅
この記事は 中高年の星☆爺婆の太陽 静吉がお届けしました😎
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