グリーンマジック崩壊！
一時パルダリウムみたいなものに凝っていたことがあります。
コケ栽培などにも凝っていて夢中でやっていました。三年ほど一生懸命やって、だんだん飽きちゃった。
凝ると、そこへ全エネルギーを集中します。
猛烈な勢いで凝ります。
だから三日坊主じゃないけど、三年坊主みたいになってある程度やってから自分の限度が分かり飽きてきます。
本当に夢中になっておりましたので、あっという間の三年間でした。
どれほど夢中になっていたかは、まあ画像を見てもらえばわかると思います。これらはすべて無から始まったことです。
これらの栽培は水槽など容器を使って栽培するものです。容器栽培なので適切な人工照明を与えてやる必要があります。いまはあまり熱の出ないLED証明があるので熱帯魚用の照明器具で不足する照明を補助していました。
この間実にいろいろな栽培を試しましたけど、最終的に管理に疲れ果ててしまい規模を縮小です。水槽などは引き取ってもらって処分しました。まだ残骸が残っていますけど、あの頃のようなパルダリウムにかける情熱はもう残っていません。
なんでも夢中になり過ぎるといけないってことです。
物事ほどほどが良いようです。
といってもまだまだ植物栽培しているものがたくさんあるので、そちらも本当に少し減らさなくちゃって思っていても、栽培したことのない植物を見かけるとつい手を出してしまいます。
知的好奇心物欲煩悩の世界は恐ろしいです。
今ではあれは泡沫だったのかと、過ぎ去った時が少し懐かしく思い出されます。といってもまだ二年程前のことです。
植物の栽培は簡単で難しい。
最初の一鉢二鉢は枯らすためにあるようなものだ。
いや、いま私が栽培している300鉢ほどある植物の裏には、累々たる数千の植物の屍が横たわっているのである。
物事は失敗を乗り越えて来てからやっと僥倖が見えてくるものなのです。
昨日今日で植物栽培が上手にできるなんてことはありません。
好奇心を持って何度も何度もトライして、初めて植物栽培のなんとなくのコツが分かってくるのです。何度も何度もトライする。これが大事。諦めたらそれで終わりです。これは植物じゃなくて、なににおいても言えることです。
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