大根と鶏スペアリブの煮物
2019年11月24日
大根の美味しい季節がやってまいりました。
大根が美味しいなんて、大根そのものはたいした味なんぞありゃしません 。まあ、最も料理の素材なんてもともとそういうものですね。
野菜に最初から味があれば、調理しないでそのまま食べられちゃうので調味料もいらないもんね。
なので大根をいかにおいしくいただくかはひとえに味付けにかかっております。この場合は美味しい出汁がぜひ必要です。煮物で美味しい出汁といえば昆布ではないでしょうか。
スタップ細胞はあり…かどうか別にして、その昆布、あります。
それでは大根と鶏スペアリブ(とシールに書いてあったw)の煮物を作っていきましょう。
材料
- 昆布
- 大根
- 鶏スペアリブ10本ほど
- 砂糖(角砂糖3ケ)
- 醤油
- 酢
- 酒&みりん(あれば)
昆布はひがし北海道旅行に行ったおりに買ってあります。季節が暑いうちは使い道がそうななかったのですが、冬になれば鍋などで使います。
出汁が良く出るというあの羅臼昆布の・・・切り落としです。味は変わらないとのことなので、これでいいのです。鍋に水を張って昆布を入れ一晩放置しておきます。以上で下準備は完了です。
作り方
私は、両親とも早くに亡くしておりますので家庭の味というものがありません。それ故に料理は全て自分勝手流な作り方です。このことは、あらかじめお断りしておきます。
水を張って昆布を入れて一晩おいた鍋に、皮を剥いた半月に切った大根を投入していきます。厚さはそうだな2cmぐらいが煮るにもちょうど良いでしょう。火にかけて鍋に蓋をして弱火でことこと煮て行きましょう。
で、年齢も上がって来るとカロリーは押さえたいので、鶏スペアリブを素茹でして余分な脂を排除します。ゼラチンもすこし逃げちゃうけど、カロリーを抑えるにはこれは仕方ないでしょう。生姜を何切れか切って入れます。クズ野菜も入れるといいです。
こんなに油が出ていますので、全部流し零します。
このスープは濾してスープストックみたいにしておくと実に良い味が出ていますので、他の料理に使い回しが出来ます。私は手の込んだ料理はそうは作らないのでここは捨てます。
煮て水ですすいだ鶏スペアリブを大根を煮ている鍋に投入です。あればお酒を少々入れます。
大根を煮ている鍋に鶏スペアリブを投入したら小さじ一杯ちょっとの砂糖か、角砂糖を三つばかり投入です。ちょっぴり甘めが上品です。蓋をして少し待ちます。火は付けたままです。
1-2分で砂糖が溶けて滲みこんだら今度は醤油で味付けをします。
薄めの味でお好みの味になったらそれで良しです。煮物の色を濃くしたくなければ醤油は少なめにしてお塩で味を調えても良いです。出汁は昆布の出汁がうんと出ていますので十分ですから、余計なものは入れないことです。
蓋をして数分にてお汁の味を見てそれでよければここで酢を投入します。酢は好き嫌いもあるので入れなくても構いませんけど、私はたっぷり入れる派です。
ここでみりんを入れても良いです。
さあ、あとは蓋をして再度弱火でことことと煮ていきます。
鍋の中が沸騰するようになっていたら一度火を止めて放置します。この間に余熱で大根が煮えますしより味が滲み込みます。
気が付いたらまた火にかけるをあと1-2回繰り返せば大根と鶏スペアリブの煮物が完成です。
盛り付け
画像撮影のためにちまっと盛り付けしましたけど、大きな器にドバっと入れると良いでしょう。柚子の皮を刻んで散らすと風味が増します。
実食
いやあもう堪りませんです。いくらでも食べれちゃって、これだけ食べてお腹がパンパンになります。大根と鶏スペアリブなんて黄金の組み合わせです。
ハナクロさん、こうやって煮込んだ鶏のスペアリブやウィングスティックって、口に入れるだけで骨がほろって外れるので、焼いたりフライにしたもののように齧り取るのではないので、なんの手間もいらずに食べれるんですから一度骨付き鶏にチャレンジして召し上がってみてくださいね。
おわりに
一人者の食事料理って意外にバラエティーに欠けるので、ブログなどで料理の作り方を見て、そうだ今度はあれを作ろうなんて思うことが多々あります。
今回はまほちゃんさんの【手羽元&大根ほろほろ煮】にヒントを貰って作ってみました。
圧力鍋も料理じゃなくて違う用途で買ったので持っていますけど、圧力鍋がなくても骨付き鶏肉は少し煮込むとほろりと骨から外れます。
大根は少し長めに煮ないと美味しくならないかもしれませんので、そういうときは一度火を止め、気が付いてからまた火を入れるを二三回繰り返すと案外早く柔らかくなり味もよくしみます。
真帆ちゃん、ありがとうございました。 また参考にさせていただきます♡
ハナクロさんに怒られるかもしれないけど、大根の皮は捨てちゃいました (>_<)
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CM