二密なる場所?
2020年5月15日
新型コロナウィルスの感染が日本で始まって以来、俄かに三密なる言葉が出ていつの間にか通常的に使われる言葉になってしまいました。
それは小池東京都知事が会見で三密を避けて自粛自粛し、不要不急の外出を控えて欲しいということから始まった。
しかしながらこの三密の定義をしっかりと把握く出来ている人ばかりかといえばそうではないだろう。
ぼんやりと三密の定義は意味は分かるけど、実際にはぼくもぼんやりとしか意味が分からない。
人の集まる場所や店などがダメなんだなという認識なだけである。
そこで三密の意味を調べてみると2020年以降に、首相官邸と厚生労働省が作成公開したチラシで定義された言葉のようである。
- 換気の悪い《密閉》空間
- 多数が集まる《密集》場所
- 間近で会話や発声をする《密接》場面
つまり、これが三密である。
新型コロナウィルスの感染を避けるには、この三密を避けることが最優先されているのだ。
そして新型コロナウィルスの感染により高齢者の亡くなる事例が報道され出し、有名人からもその名が上がり出した。
新型コロナウィルスの感染は、ひょっとしたらぼくは死ぬ可能性の方が他かなと思われるのだ。
新型コロナウィルスは、高齢者が肺炎症状を起こすとかなり回復難度が高くなるみたいなのである。
この新型コロナウィルスに罹患したら、多分ぼくは死ぬのだと思った。
だからこそ安倍首相も高齢者対策としてアベノマスクの配布を決めたんだろうと思う。高齢者は自民党支持派が多いからね。残念ながらそのアベノマスクはまだ届かないけど。
この新型コロナウィルスに罹患したら多分ぼくは死ぬのだと思ったってのは、何故そう思うかというと、ぼくの肺の能力は人の7割程度しかないみたいなのだ。
肺活量が非常に低い。
だから、肺炎になった時の危険度はかなり増すと思った次第だ。
それゆえに三月上旬から五月上旬まで自主自粛で不要不急の外出を避け、それこそ蟄居していると同然の生活を送ってきた。
それまで続けていた夜散歩と、長時間散歩なので途中休憩で寄るスナックもぴたりと止めた。
実際のところ蟄居生活は嫌いではなかった。
しかしながら二ヶ月近くも蟄居活で、外に出るのは食料品を買いに行くときだけという生活を続けていたのだけど、ゴールデンウィークを過ぎてふと箍(タガ)が緩んでしまった。
ゴールデンウィークを過ぎてから夜散歩を再開した。
夜散歩で途中休憩のスナックこそ寄らなくなったけど、代りに深夜スーパーなどで買い物をして帰るようになった。
五月のゴールデンウィーク以降そんな生活をしている。
それと五月に入ってからは趣味の一つである園芸作業も加わったので、園芸でも体を動かすことが多くなってきた。
園芸って優雅な趣味程度に思われているけど、園芸は体力も必要だし金もかかるんだから、その辺に共通性がない人と園芸の話は出来ないほどにハードなものだ。
それと夜散歩の開始。
新型コロナウィルス以降の夜散歩で気が付いたことが一つある。
それは夜散歩の時間が歩くだけで2時間程歩いているってことだ。
だから途中でどうしても一度は休憩が欲しくなる。
それが夜散歩で寄るスナックであったわけだ。
元々スナックでのカラオケも嫌いじゃないので、そのうち夜散歩に出るのかスナックに寄ってカラオケを歌いたいのかどちらか分からないような、本末転倒気味にもなっていた。
そうなんだ、毎日2時間の散歩って結構きついってことだ。
だから途中でスナックに寄っていたんだよ。
散歩を再開して以前のように夜散歩を続けて帰ってくるとかなり疲れる感じがするのは途中休憩をしていないからなのだ。
それに気が付いたのが一昨日の夜散歩だった。
散歩の帰りに人専用道路と、一般道とのところに設置してある車止めで腰をかけて少し休憩した。
そうだな、公園なんかで車が入り込めなくするための冂こんな感じのやつです。
冂はケイ、キョウと読み境界を表す漢字で部首の一つである。
冂は確かに境界を表す漢字なのは確かで、そのためにこのような形状の太い鉄パイプは公園の出入り口や先に言ったような人専用道路と一般道の境に設置してある。
その冂の横棒に当たるところに腰を下ろし、散歩中の暫し休憩としたわけである。
本来ならば、これは私個人の本来ならばであるが、その休憩がスナックであったのだけど新型コロナウィルス以降スナックには行けない感じになっている。
かと言って喫茶店も新型コロナウィルス以降やっているところがない。
だが、夜散歩で必要なのは折り返して帰って来るときの暫しの休憩である。
昨晩の散歩で途中で少々疲れたので休憩したいなあって思った。
どこで休憩するかと考えてそうだ途中に銭湯があった。
銭湯での休憩なんてどうだろうか。
密な場所だけど、営業しているぐらいなんだから問題は少ないだろうと銭湯に行くことにした。
行くのは散歩コース上にある松の湯である。
三密を避けろと言われているけど、ええいままよ、どうと出も慣れと銭湯に入る。
松の湯さんはその存続が問題になり営業を続けて欲しいとの要望が多くあって、奇麗に改装されて素晴らしい銭湯となっている。
露天風呂もあるしサウナもある。
サウナは別料金だが現在は新型コロナウィルスの為利用できない。
松の湯さんから出てきて本当にスッキリさっぱりした。
やはり内風呂とは違う。
人の目がある多少緊張する場所でもあるお風呂はまた別の趣がある。
松の湯を出て「ああ、温泉に行きたい」って、口から言葉がこぼれた。
銭湯に入って出て来てから思った事。
関係ない人からすればどーでもいいんじゃない?笑。経営してる人ややりたい人からすれば必要性はあるでしょうな。そして冷静に感染源になるかどうかを判断すれば良い。私はパチンコ屋とか行きませんけど、タバコ煙害対策で換気は良い、人と対面して座らない等三密ではないと思います https://t.co/9iNYABTiSp
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) April 21, 2020
確かホリエモンさんは、新型コロナウィルスでも居酒屋も大丈夫とか言っていたと思う。
実際のところ何を言っているのか自分にはよく分からなかった。
密なところは避けるべしと思っているのでホリエモンさんの言っているところが理解出来ていなかったが、彼が三密を一番理解していたんだろうと思う。
三密を理解していない者にはその話の意味が通じなかっただけだ。
つい数日前まで都知事やどこかの府知事がパチンコ屋で営業しているのが問題だと騒いでいた。営業自粛勧告をしても営業を続けるなら店名を公開するとまで脅すように騒いでいた。
パチンコ屋が三密の源みたいにツイッターでもバッシングを受けていた。
パチンコがギャンブル性が高いのでその意味で嫌うし、パチンコ屋の背景的なものを嫌うから余計叩かれる感じだった。
こういったスケープゴート的なことに得意な人は少なくない。
だれかれに注目が集まって何かやらかすとスケープゴートを求める。
先の堀江貴文さん事ホリエモンも、ライブドア事件ではスケープゴート的な扱いも受けた感がありそうである。
どこそこのパチンコ屋が営業しているから店名を公開すれば逆に、営業しているパチンコ屋に人が集まる結果となっていたのは皮肉な話だ。
パチンコ屋が三密の元凶場所になり、クラスター感染の恐れが高い場所であるとの認識が世間で一致してしまった。
わたしもそう思っていた。
それでも叩き過ぎだとも思っていた。
この異常性はこの国には怖い。
東京都医師会のこんな発表があった。
この件は #緊急謝罪とTwitterでハッシュタグ化されている。
内容的には新型コロナウィルスでクラスター発生が高い場所として「ライブハウス、パチンコ、ジム」としたことで、実際にはパチンコ店を除いた二つではクラスターが発生しているけど、現時点ではパチンコ店でクラスタ汚染が起きていないことを謝罪したものです。
この記事を書きながら、まあ、パチンコで大損をしたやつがもしどこかでコロナに感染したら、あのパチンコ店で感染したと騒ぎそうなやつが出るかもしれないななんて思った。
ここで三密の定義を改めてもう一度確認したい。
- 換気の悪い《密閉》空間
- 多数が集まる《密集》場所
- 間近で会話や発声をする《密接》場面
銭湯に入ってて思ったのは、銭湯は確かに人も多いと密になる。
銭湯の換気はよく分からないがあの水蒸気を捌くには天窓での換気はあると思われる。それと松の湯に限るが露天風呂がありそちらは外気に触れられる。
間近での会話や発声は皆無に近い。
よって銭湯では三密はなくて多数が集まる場所に一密か、換気面で問題があれば二密状態だと銭湯には行って見て初めて理解出来た次第なのだ。
パチンコ店についてはこんなニュース記事もある。
なるほどタバコのために換気も良くて、さらに隣との席も離れているし人との会話もなくパチンコ台と対面しているだけか。
すると不特定多数の集まる一密程度にまでリスクは下がるのかと改めて認識した。
ということは居酒屋やスナックにもこの考えは応用できる。
たしかにスナックでも入り口のドアを少し開けて営業している店もある。
小さな郵便局はドアを全開して営業している。
これらは換気のためだね。
店や営業側である方が、新型コロナウィルスの罹患に気を付けていれば十分対処できそうな気がする。
万が一でも接客業が新型コロナウィルスの無症状者であったら怖いけど、それも確率的には低いのでクラスターは発生しにくいと思うが、無症状者であった場合はクラスタの温床となるのも間違いはない。
この辺はこちらの記事も読んでみてもらいたい。
わたしが行ってきたのは銭湯という密なる密な場所であったが、銭湯は三密ではなく多くて二密で少なければ一密程度である。
これはスーパーで買い物をするのとそれほど違いはないのかもしれない。
スーパーは空間が広いから換気面では悪くないと思うし、間近で発生や会話をする場所でもないし、唯一接客場所のレジは相応の対策を立てている。
今一番怖いと言えば、無症状者であるかもしれないジョギングをしている者が吐き散らかす呼気だと思っている。が、それも確率からしたら低いだろうってことで、マスクをすることで対処するしかない。
そんな事で必要以上に、新型コロナウィルスについて臆病になる必要はないのかもしれない。
松の湯さんの番台で入浴料金を支払っているときに、その台の下の棚に何やら丸いものが置いてあった。
見ると缶バッチだった。
ひとつ取って代金を払おうとしたら、差し上げていますのでお持ちくださいとのことだった。
もうひと種類あるのでそちらも遠慮なくお持ちくださいと言われて、良いのですかと言ってそちらも貰って来た。
500円玉より一回り大きい松の湯さんの缶バッチである。
銭湯で最初は新型コロナウィルスのことも考えながら少しビクビク気味ではあったけど、露天風呂に入って温まると散歩の疲れがすっと消えていく。
なんだか心が溶きほぐされたような気がした。
体を洗って湯船に浸かってのんびりできた。
体を拭いてふと体重計に乗ってみた。
自主自粛の結果が如実に表れていて、その数値に驚いた。
体重計に乗らなければ幸せだったのにである。
散歩から帰って来ても時間がまだ早いので宅飲みを初めた。
フィギアはねんどろいどのへたれ桜で、おつまみはフィギアから右回りに自家製ぬか漬けのキュウリ、パープルオニオンの調味酢漬け、自家製ヤマゴボウのぬか漬け(ごぼうのぬか漬けはくもりーさんのブログで知りました。)、缶ビール35缶、ちゃんじゃんモドキにコチジャン入れ、タコス、タコス用ディップである。
缶ビールは350ml一本で、ちょっとした天国であった。
そう、銭湯での体重計のことを思い出さなければね (^^;)
◇◇◇◇◇
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