多くのはてなブロガーに不足なもの
2020年1月30日
雑記的ブログを書いて収益をも目論んでいるのは、やはり二頭を追うもの一頭も得ず的な感じがある。
ブログをビジネスとしてやるのであれば、はてなブログ間で読者獲得して人気者になれば確かにPVも増えるかもしれないが、それでも所詮はパートの時給にもならない。
私が敬愛するはてなブログの『加藤はいね』さんは実に寡作であるが、その記事の珠玉さはたまらないほど面白い。なぜこんな方が世に出てエッセイストとして活躍しないのか、そっちの方が不思議だ。
加藤はいねの文体と話運びをマネして記事を書いている人もいるほど、加藤はいねはブロガーに影響を与えている。
それほどのインパクトはあるブロガーだと思うけど、彼女は単にブログの記事を書いていただけで、ブログから収益を上げようとは目論んではないみたいだった。
ツイッターをやっている方なら一度「#加藤はいね」ではいねに関するツイートを見てください。いかに彼女の文才を褒め称え、彼女が I'll be back. と言うのを誰もが切望している。
『私の時代は終わった。』のブログ記事を本にしたら結構売れると思うし、しかるべくのインフルエンサーが取り上げたら、ベストセラーにも名を連ねるんじゃないかと思うぐらい面白いと思う。
ブログを収益化していないのは不思議だけど、単純に記事を書きたくてブログを運営して来ただけなのかもしれない。
ブログを収益化していたらうんと稼げていたのでは、と思う。
趣味的なブログであればこれはこれで十分なのですが、加藤はいねには多分たくさんの様々なオファーが入っていたと思うのだけど、 そういった事には関心がなかったのかもしれない。
ただ加藤はいねのブログはまだ生きているし、ブログをProにしたのも比較的新しいから、これから活動が再開される可能性も他良いみたいだ。
加藤はいねは死んだっていう噂もあったけど久しぶりにブログ見たら独自ドメインになってて生存を確認。
— ろはん (@rohan_div) May 14, 2019
令和になったしそろそろ更新あるかもしれない
#加藤はいね pic.twitter.com/TCMeXQLsuK
なのでブログで収益化を図らなくても構わないし、雑記で自分が書きたいことを書くというのも大ありどころか、それがブログの王道であるとさえ言える。
この記事自体は雑記として書いてあるので、記事の内容もとりとめない幼稚なものだけど、目次を付けたりしての記事を書くのが面倒なので書くポイントも様々に入り混じってのごちゃごちゃとなってるのは、理路整然とした記事の書き方が苦手でもあるからだ。
まあ自分的には雑記ブログとしてしか生きる道は無いし、それでも自分用の雑記ブログとして十分だと思っている。
実際のところ加藤はいねの爪の垢があるなら、爪の垢をいただいて本当に煎じて飲んで叶うなら、加藤はいねの文才にあやかりたいのである。
雑記ブロガーに必要なものは、雑記を続ける努力だけである。
加藤はいねの文章は、あれこそが自分の為(加藤はいね)に書いてある記事じゃないかと思う。
そうでなければ総て計算しつくされて出来上がったエッセイでもある。どちらから行ってもその究極な形に仕上がっている。
ここのところ Amazon Prime で、SF 的アンドロイド AI で奇しくも女が主人公となったものを二本観た。
どちらもそれなりに魅せるのだけど、話を奇想天外的な落ちに纏めようとして、SF ならではの落ちにしてしまっているのが惜しい処である。
加藤はいねの記事の一つでも、映画にしたらきっと面白いものが出来るのじゃないかと思うのだ。
映画の中にたくさんの物語や落ちを入れ過ぎる必要は全くない。
映画は話の筋をきちっととらえて、物語を膨らませて映像化することこそが、映画の命じゃないかと思う。
前半はかなり面白い話の展開なのに、終盤が SF 的な AI 落ちになっているのはあまりにも雑な結末にしてしまっている。現代で、あの結末が予想外と驚く観客が多いとでも思っているのだろうか。
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自分の思考の乱雑さ加減は、これは最早習い性なので、話があっちに飛びこっちに飛びしてしまうのは、今更ながらに自分なりに飽きれてもいるのだけど、このような方法の雑記しか書けないのだから致し方もない。
だからこそ、加藤はいねの文才の爪の垢でも欲しいと思うのである。
そしてやはり雑記ブログは雑記ブログとしてあり続けるためには、孤高を保つことも必要じゃないかと思う。 Hatena Blog 間で甘えていては雑記力も伸びないかもしれないなんて思う今日この頃ではある。
最も自分などは雑記的能力もなく、これらの記事とも言えない記事は単なる自分の想いの吐露の一息一息をいくつか書いているに過ぎないので、記事というほどのものじゃなくてまとまりの悪いメモ書きの類である。
そしてこれが、私のネットへ残す墓石でもあるのだ。
「多くのはてなブロガーの多くに不足なもの」
そんなものが私に分かっていれば、もう少しちゃんとした文章を書くわ(笑)
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